Repujado(レプハド)とは?
 レプハドは、スペイン語で「打ち出し、細工をする」という意味で、スペインやメキシコなどで広まった工芸です。錫の薄板に植物や伝統的な幾何学模様などのパターンを写し、3、4種類の鉄筆で凹凸をつけながら、立体的に仕上げて行きます。
微妙な力加減で浮き彫りされた繊細なデザインは不思議な光沢と輝きを作り出します。レプハドは他の工芸と違って、たたくと言うような作業は全くありません。ですからはじめての方にも簡単に始められます。勿論、作業工程も驚くほど静かに出来てしまうひと味かわった工芸です。
 

 

Repujadoの材料・工程
 レプハドは厚さ0.1mm〜0.2mmほどの薄いメタルエンボッシングシートに凹凸をつけ、木箱やガラス瓶、額などを装飾します。この板は、鉛がピューターによってコーティングされた特殊なシートです。人体に有害な成分は十分に低く抑えられており、安全度は極めて高く、エンボッシングがしやすい高品質な製品です。
やわらかなシートを鉄筆などのツールで静かに音も立てずに凹凸加工するだけです。窯もいりませんし、ペイントのように水を取り替える手間もありません。手の空いた少しの時間で出来る手軽なクラフトです。
 




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